考えたこと2

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議論
この話題、何度も出てきてすみません。

議論をする、ということは難しいことだということがわかった。

会社にいたときは何人か集まると、くだらない話にまじって、開発のことや技術のこと、背反性能のことなど、誰からともなく話したものだった。
それが当たり前だったし、疑問もなかった。
しかし、それは(前もいったが)共通の認識があり、同じレベルでわかっていたからこそできることだ。
組織に目的があり、その方向に向いてベクトルがあった。
理解は異なっていても、少なくとも同じ方向を向いていた。
それが普通の組織だと思っていた。
だから、議論ができる。

しかし、違うところもあるのだ。

まず、組織に目的があるようでない。
あまりにも当たり前の目標で、ぼんやりしている。
そして、認識のレベルがバラバラだ。
あっち向いているヤツ、こっち向いているヤツ、上向いてるヤツ、下向いてるヤツ、目を閉じているヤツもいる。
だから、集まってもバラバラな話しかできない。
これほどできないとは、想像もできないほど、議論ができないのだ。

問題は、それでいて、自分はちゃんとやっていると思っていることだ。
「何を」ちゃんとやるのか。
それが組織の目標であるはずだ。
それが自分たちの思い思いの目標であって(あるかどうかも定かではないが)、「ちゃんと」していることになっている。
どうしようもない。
社会人になって、組織の目標というものを考えたことがない人ばかりなのか。

オープンな議論ができない組織は潰れていく。
組織として成り立たないからだ。
よほど上にいる人がパワフルで、引っぱっていくようなカタチになっていれば、大丈夫かもしれない。
しかし、そんな人がいない組織はどうしようもない。

そんな組織がある。

議論ができない組織。

それは意外と多いかもしれない。


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