考えたこと2

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パチもん
パチもんという言葉、関西では最近多くの人が使うようになったが、この語源は何だろうか。

もともと、盗むという意味の「パクる」という言葉があった。
これは、ぼくらが小学校の頃使った言葉。

それが、どういうわけか「パチる」となった。
パチる、は使ったことがない。
そういえば、20年くらい前から、若い人が使っていたような気もする。
今はパクるよりもパチるの方が一般的なんだろうか?

パクるは、誰かが何かをやっていて、それをぱくっと食べるというところから来たような気がする。
技をパクる、というような感じ。
それから転じて、人のものを盗むというのもパクるになったのではないか。

しかし、パクるからパチるへの変化がよくわからない。

人に借りたまま返さないことを「借りパチ」というのは、数年前に若い人から聞いた。
この本、借りパチしてた…、というふうに使う。悪気は感じられない。
「借りパク」とは言わないようだから、若い人のあいだでは「パクる」よりも「パチる」が主流なんだろう。
あ、若い人というのは、20代から30代まで入っています。

そこで、パチもんとは、盗んだものの意味。
そこから転じて、偽物、類似品などを指す言葉になった(と思う)。

姫路で売っていた「クココーラ」やadidos、ワニの尻尾の方向が違うクロコダイルなど…、そういうのをパチもんという。

今中国はそれらの取り締まりに必死だという。
そう簡単になくなるとは思わないが。

しかし、どうしてパクるがパチるになったのか?

パクリよりもパチリの方が何となく言いやすい。
先に名詞がパチリになって、それがパチるという動詞になったのか…。

とりあえず、パチもんという言葉は、平成の新語だと思う。


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