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2009.10.14 Wednesday
IDカード
最近、どこでもIDカードばやりだ。
大きなオフィスに行くと、必ずカードか名札をぶら下げている。 実際に名前を示すだけでなく、そのIDで何をしたかというのも記録されるところもある。 こないだのコメントに出ていたが、コピーをとったり、プリントしたりするのにもIDカードがいるところがある。 もちろん、社員食堂などもそうだろう。銀行口座から落ちるようになっていたりする。 さらに、コンピューターのサーバー室などの出入りとか、新製品の開発などでここ以降はカードなしでは入れないとか、入退室のコントロールにも使う。 パソコンのログインもIDカードでやるところもあるだろう。 IDカードのケースもいろいろ出ている。 縦型や横型、ビニール製、革製、名刺を入れるポケットが裏側についているもの…、ただのケースからオシャレなものまで。 また、簡単にカードが外せるようになっているタイプや、リール式でカードが伸ばせるものなど、見ていると面白い。 部署ごとにひもの色を変えたりもできる。 どこでも、セキュリティを大事にしているのだろう。 いつ、どこで、誰が、何をした、というのが記録される。 非接触タイプなら、受信機さえいろんなところに置いておけば、いつどこをうろうろしたかもわかる。 それをするかどうかは別問題だが…。 プライバシーの問題が絡むからだ。 会社が扱う個人情報を管理するために、社員の個人情報が丸見えになってしまう、という笑えない話も起こりえる。 RFIDという無線の技術を使えば、店舗専用のクレジットカードにチップを入れておいて、その店舗のどこを、いつ見て回ったかとか、何を買ったかという情報も理論的には取れる。 コンビニが自社カードを勧めているが、これもどんな人が何をいつ買いたいか?という情報を得るためだろう。 少々ポイントをつけて値引きしてでも、その情報を得る方が得なのだ。 (ポイントをその店で使えば、店は損をしないし…) ということで、国民みんなにIDを…、というのが国民総背番号制だろう。 アメリカでいう、ソーシャル・セキュリティ番号というようなものだ。 これを導入する、と言っているのが、民主党。 個人的にはメリットがあると思う。 しかし、ちゃんとシステムが作れるのか、今の役所を見ていると不安になる。 難しいところだ。 |
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