考えたこと2

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何のために会議をするのか
会議というのは、何をするためのものか?
話し合いをするためのものだろう。

では、何のために話し合いをするのか?
ある目的を達成するため、というのがほとんどの場合だろう。

そのためには何が必要か?
目的に関する共通の認識、これが建設的な話し合いのためには必須だ。
そして、問題意識。これは各人が各々の問題意識を持っているということだ。
さらに、何らかの意味でその会議体のメンバーが共同体であることが必要だろう。
運命共同体。同じ船に乗っているという意識。沈む時は一緒という意識。これが必要だ。

だから、営利企業の会議は最終的に何らかの結論が出る。
出さないと前に進めない。利益が出ないのだ。
前に進めないと、最悪の場合会社が潰れてしまう。

しかし、非営利の場合は違う。
会議をやる上で最も大事な共同体という意識がない。
誰もがいろんな方向を向いていてよい。
正反対でもよい。
目的のための共通の認識などなくてもよい。
そもそも、会議が開かれるのは、会議の日程が決まっているから、という場合もある。
問題意識もない場合が多い。
だから、何をやっているのかわからない。
そもそも、会議とは何かということがわかっていない。
単なる時間つぶしみたいなものだ。
自分が言いたいことをいう。
あるいは何にもいわない。

ナントカ委員会とかいうものなど、その最たるものだろう。
誰もその結果について責任がない。
そこに高いモラルがある場合だけ、よい会議ができる。

「高いモラル」それが必要だ。

それがないなら、責任者を決めて、会議などやめればよいと思う。
一人で決めてやったなら、責任が明確だ。
失敗したなら、その人が悪い。

しかし、もしもこれをナントカ委員会で会議をして決めたら、責任の所在がわからない。
責任の所在を曖昧にするために、やっている会議もあるだろう。
みんなで渡れば恐くないの精神だ。

だから、公務員や学校を含む非営利団体は、高いモラルが必要だ。

残念ながら、それがないところの方が多いのだが…。


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