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2009.08.30 Sunday
アイドルストップ
アイドルストップというものがある。
テレビに出てくるアイドルをストップするということではない。 アイドリングを止めるということだ。 アイドリングというのは、クルマで停車中にエンジンが動いている状態。 クルマは止まっているのだが、エンジンは回っている。 信号待ちの時が一番多いのではないか。 そういう時に自動的にエンジンを止めて、燃費を稼ぐ仕組み。 ドイツではかなりの新車に装備されているらしい。 日本ではマツダがi-stopという技術を開発した。 エンジンをかける時には、キーを回してセルモーターというものを回す。 電気のモーターの力を借りて始動するのだ。 しかし、セルモーターを回すと電気を食う。 マツダの方式はセルモーターを回さずにエンジンを再始動させるというもの。 エンジンがかかりやすい位置にピストンを止めて、そこに燃料を噴射して始動するということらしい。 えらいものだ。 アイドルストップという技術、今まで何度も出てきては消えていったらしい。 燃費や大気汚染を止めるために有効…なハズだが、始動時に汚染物質が出やすいとか、再始動する時に不快感があるとか、どのくらい止まっていたらエンジンを止めるのかとか、いろいろな問題がある。 しかし、今回は気合いが入っているようだ。 ハンドルを切っている時はストップしないとか、いろんな細かい制御を行っている 都市部ではかなりの燃費向上にもつながるだろう。 バッテリーも2個積んであって、1個はアイドルストップ専用らしい。 ドライブ・バイ・ワイヤーといって、クルマの各部がモジュール化され、電気信号でコントロールできるようになってきたことも、一つの要因だと思う。 機は熟した。 頑張ってほしい。 |
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