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2009.08.28 Friday
マズローの欲求段階説
マズローというのはアメリカの心理学者。
彼の自己実現理論によると、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生き物である」ということである。 何となく、アメリカらしい、前向きの理論ではないか。 そして、人間の欲求を5段階に分ける。 これがマズローの欲求段階説。 その5段階とは、 1.生理的欲求 2.安全の欲求 3.所属と愛の欲求 4.承認の欲求 5.自己実現の欲求 となっている。 生理的欲求は、睡眠や食事といったもの。 安全の欲求は、安定・安全を望むもの。住むところや快適な暮らしというところか。 所属と愛の欲求は、どこかに所属したい、愛されたいという欲求。このへんからだいぶ高度になってくる。 承認の欲求、これが大事だと思う。誰か他の人に承認されたい、という欲求。これは難しい。 自己実現の欲求、これは文字通り、自分のやりたいこと、やるべきことを実現したいという欲求。これはどちらかというと、自己満足ではないかと思う。 ここでいう、「承認の欲求」が、やりがいとつながっている。 承認の欲求とは、誰かに認められること。 仕事をして、誰かに認められる、あるいはその仕事が誰かを助ける、誰かが喜んでくれる…、それがやりがいにつながるんだと思う。 でも、そう簡単に認めてくれるハズがない。 仕事でやっているのだから、当たり前だ。 でも、時にはその仕事の範囲を超えてやってしまうことがある。 それが、大事なのだろう。 ついつい残業してやってしまったり、本当はここまでなんだけど、もうちょっとやるか、というような事だ。 それがなければ、やりがいは難しい。 そういうものだと思う。 ぼくの経験だ。 誰にでも当てはまるかどうかはわからない。 でも、一緒に仕事をした何人かは、わかってくれると思う。 |
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