考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
デート印
デート印という言葉が一般的な言葉なのかどうかは知らない。

前の会社で入社してすぐに作ってくれた。
日付が真ん中に入っていて、上下に名前が入ったハンコのこと。
いつ見たのか、という履歴が残るハンコである。

最初に会社で作ってくれたものは、回転式のデート印だった。(買わされたような気もする)
ぼくより前の人は、ピンセットと0〜9の部品みたいなものがたくさん入ったタイプだった。
毎朝、そのデート印の日付を入れ替えることから仕事をスタートしている人も多かったと思う。

ぼくはずぼらだったので、日付が一日前だったり、二日前だったりした。
そして、何年目かにマイ・デート印にした。
今でも使っているが、年月日の部分は回転式のベルトになっていて、日は2桁、月は1〜12、年は2桁の表示になっている。
歯車を動かして、日付や月や年を変えることができるのだ。
そして、ふたの裏側に専用のインクを染みこませることで、朱肉がいらない。
ふたをとって、すぐにいくつかハンコを押せる。
これは便利だ。

今でも、回覧物は多いが、このデート印はまだ現役で使っている。
もう20年になるか…。
途中、1回買い換えたような気がするが、とにかく、寿命は長い。
シャチハタのデート印。
今はもうぼくの使っている型はないが、まだ売っている。
http://www.shachihata.co.jp/catalog/lineup/010/007/001/

ハンコの文化は、まだまだ続きそうな気がする。
別にサインでもいいのだが、ハンコの方が楽だ。

そういえば、この回覧という文化は日本では当たり前だが、西洋ではあまり見たことがない。
西洋では、一人に1部ずつ渡す。必要ない人には渡さない。
日本は、誰が必要で誰が必要でないか、決めるのは部署の人なので、回覧が必要になる。
まあ、それが責任回避になっていたりするのだが…。
「君もあれ、見たやろ」というやつ。

でも、回覧という文化は素晴らしいと思う。
必要と上司が判断したら、みんなに回す。
回されたからといって、熟読しなくてもよい。(誰かに読んでほしければ、その人を指名してペンで書く)
できるだけ、オープンに、情報はシェアしようという姿勢の表れだ。

だから、「君もあれ、見たやろ」は禁句である。
できたら、知っておいてほしいという情報を回覧で回すのが基本。
別に読んでも読まなくてもいい。

そんな文化の中で育った事に感謝。



| | 考えたこと | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/233944
トラックバック