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2009.08.11 Tuesday
俳句
小学校の頃、習字を習っていた。
学校の近所で、普通の家だった。 そこで俳句もならった。 五七五のリズムは、日本語に合った響きだと思っている。 何のことはない日常の風景や思いを切り取る…それが俳句だと思う。 その頃、ウチでは「毎日小学生新聞」というのをとっていて、そこにも週に1回くらい俳句のコーナーがあった。 それくらい、俳句というのは小学生にも馴染みがあったのだ。 古池や蛙飛び込む水の音 芭蕉 俳句といえばこれ。多くの小学生(といっても、半分くらいだろうか)は知っていたと思う。 習字の先生に俳句を習ったのは、今から思うとすごくよかった。 毎週か、毎月か、忘れたが、一つ作って持っていくだけのことで、それを先生がみて、これはいいとか、これはもうひとつとか、それだけのことだ。 それでも、係り結びや古文の響きを覚えた。 ○○や、○○かな、という感じは今も好きだ。 わからなくても、何度も聞いている間に、何となく意味はわかるものだ。 習字を習っていたのが、2年から4年までの2年間。 でも、授業で俳句が出てきたのは5年だったか…。 忘れてしまった。 畳の部屋に小さな机が10個ほど並んでいて、そこで座って墨をすり、そして書く。 そういえば、うちの子が習字をするときに、筆の持ち方が下手でビックリした。 まるで鉛筆のように持って、ななめにして書こうとする。 筆はな、半紙に対して垂直に立てて書くネン、と教えた。 話がそれてしまった。 俳句、いいですね。 ごろ寝して 夢は昔の 夏休み オソマツ |
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