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2009.08.01 Saturday
ミッシング・リンク
これは、「失われた環」「失われたつながり」と訳される。
生物学の言葉らしい。 この言葉を何で最初にみたのか…。 推理小説かSFだったと思うのだが、定かでない。 大辞林によると、 進化において、生物の系統を鎖の環に見立て、その欠けた部分(間隙)に想定される未発見の化石生物。始祖鳥(鳥類と爬虫類との間)・アウストラロピテクス(人類と類人猿との間)の化石などの発見は、その間隙をつなぐ例。 と書かれている。 鎖の環だからといって、ミッシング・リングではない。リンクだ。 それから転じて、生物学以外でもミッシング・リンクという言葉は使われる。 AとBをつなぐもの。それがあるはず…というときに、ミッシング・リンクを探すというふうに使われる。 推理小説などでは、この使い方が多い。 この使い方が好きだ。 なぜ好きなのかわからない。 日本語にはない語感があるからかもしれない。 ミッシング・リンク…失われたつながり。 まだ見つかっていないが、必ずある。 そういう確信をもつ…、ロマンチックだ。 |
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