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2009.07.25 Saturday
決断
人生は選択の連続で、つまり決断の連続だ。
自分でも知らぬ間に決断をしている。 その場その場でそんなに可能性があるわけではないが、それでも何気なく決断している。 決断したという気がなくても、そのことによって、そう決断していない自分の可能性を捨てているのだ。 ああ、あの時こうしていれば…。 そんなふうに思うことがある。 でも、あの決断は間違いだった、と明確に思えるものはまだマシなのかもしれない。 本当に後悔すべきことは、日頃の何気ない決断の中にあるのではないか。 何気なく「はい」と返事した時、何気なく「そうや」とうなずいてしまった時、何気なく「そんなことない」と否定してしまった時。 そんなことの積み重ねが、本当の後悔を生む。 「あの時、こうしている自分」を作っているのは、普段の何気ない決断の結果だろう。 だから、「あんな間違いは二度としない」と思っていても、また同じ間違いを犯す。 一度、二度、三度…。 いくら間違えても、なおらない。 それはきっと後悔すべきことを間違っているのだ。 でも、それに気づくのはむずかしい。 それは、「生き方」の問題になる。 だから、後悔せず、それを受け入れた方がいい。 最近、つくづくそう思う。 |
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