考えたこと2

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ニューファミリー
平成の死語の一つ。
こないだ職場で子どもの話をしていてわかった。

子どもの入学式や参観日などに行く父親に代表される、ニューファミリー。
1974年の流行語になっている。
1980年代にはまだ通じていた。
1990年代も、通じていたかな…。

ニューファミリーというのは、今までなかった、新しい家族のカタチという意味。
核家族化が進んで、個人がどんどん切り離され、その分だけ家族の重要性が増した。
だから、子どもの入学式や卒業式には父親も行く。
有給休暇を使って、「明日は子供の入学式なので…」というのが流行った。

ちょうど会社の家族主義が崩れ、成果主義が始まり、年功序列という制度がきしみだした頃からかもしれない。

それまでは、そんな理由で休むやつは(ほとんど)いなかった。
別に休むのを悪いといっているワケではない。事実を言っているのだ。

ぼくらが、ニューファミリーとオールドファミリーの端境期かもしれない。

今では当たり前の時代になり、ニューファミリーというのは死語になった。
今の20代から30代の前半あたりには通じない。

「明日は子供の発表会で、昼から休みます」
「ほー、ニューファミリーやなあ」
「はぁ?」

という会話になる。

「君のお父さんは来てくれたか?」
「いや〜、そんなん来たことなかったですワ」

という会話が続く。

「ニューファミリー」が当たり前の時代。

寄りかかるものが、会社から家族になっただけのことだろう。
有給をとって、子どもの発表会に行くのは、いいことだ。
行ったらいいと思う。

でもなあ…、ウチの父はそんなことなどしなかったし、来ないのが当たり前だと思っていた。
「父親は仕事で忙しい」から来ることができない。
それは、それでいいのだと思う。
ぼくには、ぼくの経験でしか考えられない。

父親の権威がすたれて久しいと言われているが、それとニューファミリーが死語になったことは関係があるのではないか。

だれか、調べてほしい。



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