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2009.07.06 Monday
アボガドロ
高校の時に習ったアボガドロの法則。
これは、どういうことかというと、「同温同圧のもとでは、全ての気体は同じ体積中に同数の分子を含む」というもの。 書けば簡単だが、これを発見したアボガドロという人はスゴイ。 全ての気体は同数の「分子」というところがミソ。 水素H2でも、酸素O2でも、1リットルの中に入っている分子の数は同じだというのだ。 分子量が異なる気体でも、同数の分子になる。 つまり、大きさや重さが違う気体でも、同じ体積中に同数の分子を含むということ。 一見、理不尽なように見える。 大きさが違うハズなのに(水素や酸素の分子を見たわけではないが)、どうして同じなのか? それが不思議だ。 この体積が22.4リットルの時、気体分子が1モルあるという。 この1モルの分子の数がアボガドロ数。 6.02x10^23個。 あらゆる気体について、これは成立する。 なぜ、こうなるのか…。 それはわからない。 世界がそうなっている。 こういう不思議がたくさんある。 |
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