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2009.07.05 Sunday
飛行機
生まれて初めて飛行機に乗ったのは22歳の時。
どうも、飛行機に乗るのは苦手だ。 あの、滑走路からふわりと浮き上がった時の感じ。お尻がもぞもぞする。 窓の外の家や道路がどんどん小さくなっていく。 それを見ていると、何となく落ち着かない。 飛行機の事故は、離陸直後か着陸直前に起こることが多い。 クリティカル11ミニッツという言葉があるくらいだ。 「航空事故の発生が離陸後の3分間と着陸時の8分間に多い」という意味。 水平飛行に入ると、何となく落ちつく。 それでも、席にいる時はずっとシートベルトはしている。 しかし、着陸の時はまた居心地がわるい。 シートベルト着用のサインが出て、着陸態勢に入る。 何度経験しても、この着陸するまでの時間はダメだ。 たいていの時は、寝ているか、寝たふりをしている。 気がついたら、着陸しているという感じ。 ドン、と落ちる。 もともと、あんな重さのものが飛んでいるのがオカシイのだ。 着陸というのは、上手に落下していくことであり、要は体のいい墜落と同じ…、とラジコン飛行機を長年やっている人が言っていた。 それでも、自動車で走っている方が事故の確率は高いのだから、飛行機に乗る方が安全、という統計がある。 だから、一応それを信じて乗るのだが…。 やっぱり、苦手だ。 |
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