考えたこと2

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話しながら
何かを話しながら、それについて新しい考えがでてくることがある。

話している何かが、思わぬことにひっついたり、話している途中で、なるほど、そうかと思うようなことに気がついたり…。
話すということには、頭の中にあるごちゃごちゃしたものを、整理する働きがある。
話されるまでは、整理などできていないのだ。
それが、言葉を選んで、口に出すことで整理される。
話し手本人にも、話の結末は(厳密には)わからないのだ。

だから、人と話すのは大切なんだろう。

結論を予想して、話し出す。
でも、話している途中でこういう場合もある、ああいう場合もある、というような説明をしていて、しゃべりながら「あ、これはおかしいぞ」と思い、結論を変えてしまう…ということもたまにあるだろう。

だから、何かについて話し始めた時には、その何かについて分かっていないのだ。

話し手自身も考えつつ話し、結局出てきたものが、「その人が考えていたこと」になる。
話している本人さえ、それがわかっているつもりでも、実際にはわかっていない。

だから、話ながら考える、というのではなくて、考えなければ、話せないということだ。

難しいことについて、わかろうと思えば、まずそれについて書かれている本を読み、そしてそれについて話すことだ。
読んだだけではわかったつもりになることしかできない。

話すことで、はじめてわかることができるのだと思う。

もちろん、この話すという行為は書くことでも代用はできるだろう。

でも、一番いいのは、よい聞き手を相手に話すこと。

よい聞き手…、これが得がたい。

リラックスした雰囲気、適度な相づち、的確な質問…、そう、そんな人と話すのが一番だ。



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