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2009.06.05 Friday
危ないデジタル
D-Aコンバーターとは、Digital to Analog コンバーターのこと。
デジタル信号をアナログ信号に変えるものだ。 デジタル信号はそのままでは人間には理解不能だ。 だから、アナログ信号に変えないといけない。 CDも、MDも、ipodでも音楽はデジタル化されている。 DVDでは、絵と音がデジタル化されている。 今これを書いているコンピューターでも、文字がデジタル化されている。 文字コードというやつだ。 たくさんある漢字もやっと文字コード化された。 当用漢字も、最新のパソコンなら使うことができる。 でも、このデジタルというやつは、ある一点を超えてデーターが壊れたら、全くダメになる。 アナログに比べて、ダビングしても劣化しないというメリットはあるが、データーの破損という事に関しては、危ないのではないか。 今、すごい勢いで世界中のアナログデーターがデジタル化されている。 グーグルのように、図書館の本をまるごとデジタル化するというような企業も現れた。 二重、三重のバックアップ体制はとっていると思うが、それでも、何かが起こった時には、全くなくなることもあり得る。 そのうち、ほとんどのものが、デジタル化されて保存されるようになるだろう。 でも、本やテープやビデオというアナログのメディアを置いておく方がいいと思う。 そうでないと、人類が生きた歴史が全滅するおそれがある。 人類が生きた歴史…、それに価値があるかどうかはわからないけど。 |
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