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2009.04.28 Tuesday
昭和32年
昭和32年というと、ぼくが生まれた年。
よく考えたら、終戦が昭和20年だから、戦争が終わってから12年しか経っていない。 ぼくがものごころついた時には、戦争などあとかたもなかった。 阪神大震災から10年、神戸の街はきれいになったが、当時の神戸は震災どころではない状態だっただろう。 神戸も空襲があった。 それから思うと、よく復帰したものだ。 重機も少なかっただろうし、人手だって足りなかっただろう。 ものごころつくのに4年かかるとして、16年か。 いまだに、本当に戦争があったということが信じられない。 昭和20年に終戦を迎えた。 ぼくらは戦争を知らない子どもたちだ。 でも、今は戦争を知らない子どもたちを知らない子どもたちの時代。 しかたがない事だが、これでいいのだろうか。 おとなりの韓国や中国はそれを語りついでいるのに、日本では教育もしない。 第二次大戦に対するスタンスも決まらない。 この状態でアジアとうまくやっていけるのだろうか。 謝るとか、もう終わったとか、そういうことではない。 日本人があの戦争をどう位置づけるのか、それが問題だろう。 戦争は悪いとか、平和が大事だとか、そんなことではないのだ。 それが問題だろう…。 |
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