考えたこと2

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立ち位置
立ち位置という言葉、日常では使わないが、仕事ではよく使う。

「君の立ち位置はどこや?」というふうに聞かれる。

どういう場面で使われるかというと…

「自民党案でいきますと、2010年度に3500億の赤字になりますが、民主党案でいきますと、2000億の赤字で済みます。ただ、自民党案では該当企業の補助が5%に対して、民主党案では3%しかありません。一方、自民党案では該当企業の総数が2万社であるのに対して、民主党案では2万5千社になります、けれど…」

「わかった。それで君の立ち位置はどこや?」
というような時だ。

要は、あなたはどうすればよいと思っているのか?ということだ。

世の中には、説明をするのがうまい人がいる。
こうすれば、ああなるし、ああすれば、こうなるし…、という具合。
えてして、そういう人に、立ち位置がわからない人がいる。
もちろん、ぼくもそういうときはあるのだが…。

ただ、何かものをいうからには、立ち位置ははっきりさせておきたいと思う。
もしもそれが決まらないなら、私はどうしたらいいのかは分かりませんが…、と前置きする。

賛成のための賛成や、反対のための反対の意見を聞いていると、嫌になってくる。
ダメなものはダメとか、いいものはいいというやつだ。
何にも言っていないのと同じ。

賛成とか反対とかは立ち位置ではない。
論拠が立ち位置なのだ。
それを言わずに議論しても始まらない。

あなたはどこに立って、何を見ているのですか?と聞きたくなる。

そんなこと、ありませんか?


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