![]() |
2009.03.20 Friday
一期一会
昨日は神戸で昔の仲間と飲み会だった。
一つの区切りをつけて、会社をやめたのが5年前。 まる25年の会社生活。 2004年の3月31日でやめた。 やめて5年たって、ようやく会社生活とは何だったのか、ちょっとわかるようになった。 勤めている間はわからないこともある。 外から見て、わかることもあるのだ。 今日その当時のメモを見返していたら、こんな事が書いてあった。 Uさんにメールをもらって、その返事を書いている。 3月30日のメール。やめる2日前だ。 Uさんにも言っておいてあげます。 いざ辞めるときが近づいても、おそらく全く気持ちとしてわからないと思います。 本当に、31日、ロッカーで着替えて、会社を出て、初めて、あ〜おわったんやと思うような気がします。 2日前でもまだわからないのです。 そういうものですよ。 辞めるときが近づいたら、この言葉を思い出してください。 実際には、辞めてからもまだわからない。 本当の意味というのは、数年経たないとわからないだろう。 ぼくの会社生活とは、何だったのか?ということ。 何かをもらって、何かを与えて、何かをして、何かをしなかった。 誰かと一緒に働き、話し、笑い、ぼやき、励ましあって時間を過ごした。 会社のことを考え、自分のことを考え、仲間のことを考え、製品のことを考え、そして仕事をした。 その時間が25年。 昨日は久しぶりに会って、楽しかった。 バカな話しをして、笑いあう。 会社の人の話が出てくるが、半分くらいはわかる。 ボヤキを久しぶりに聞く。 話していると、昔いた事務所を思い出して、なつかしい。 実際には、もう今はないのだが…。 でも、覚えておいてくれる人がいるのは本当にうれしい。 人生は一期一会。 この言葉の意味が、よくわかるようになった。 |
![]() |