考えたこと2

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ヒトと人間
テレビ脳を研究している人が、子どもが小さい時にビデオをお守りにしてはいけないと警告しているらしい。
核家族化して、家事をやるときに子どもがうるさいので、ついついビデオを流してしまう…、経験がある。
アンパンマンや戦隊もの、ウルトラマンなどのビデオだった。

それが、大きくなって、人とのコミュニケーションをとれなくなる原因の一つになっているとか。
さもありなん。
ビデオは一方的に流れるだけで、返事はしない。
受身のメディアだ。
だから、それで育った子どもはコミュニケーション能力が欠ける…、というのは説得力がある。

これも時代だろう。
便利になることがいいこととは限らない。
環境が変わって、ヒトが人間にならなくなる。

岸田先生(心理学者)は、ヒトは生まれてそのままでは人間にならず、ヒトが社会で学んで、それで初めて人間になるという。
本能が壊れて、そのまま生きることができないからだ。
人間の社会や文化は代理本能である。

だから、社会や文化が変われば、できてくる人間も違ったものになる。

そういうふうに考えれば、納得がいく。

昔はテレビやビデオなどないから、親子の話があった。双方向だ。「うるさい」と怒られるにせよ、コミュニケーションになっている。
テレビができて、やや受身の姿勢になったが、番組の放送時間の制約がまだあった。
その頃にぼくらは大きくなった。ちょうど白黒テレビの時代。「チロリン村とくるみの木」の時代だ。

そのうち、ビデオができて、レンタルビデオができた。
いまはハードディスクもできて、「お母さんと一緒」など毎週自動で録画できる。
ビデオを見せておけば、子どもは静かになるから…、というのもわかる。

テレビを見て育った若い人は、一般的にはコミュニケーションが苦手だという。

テレビの影響もあるかもしれないなあ。

それが、悪いことかどうかは別としても…。




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