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2009.02.14 Saturday
アンテナ
昔のクルマにあって、今のクルマにないもの。
たくさんあるが、ロッドアンテナはその一つ。 手でのばせる場所、ピラーのところや、ボンネットの運転席側についていることが多かった。 今は短いアンテナがルーフの上の真ん中のところについていることが多い。 デザインの一部になった。 ヨーロッパのクルマからきたのだと思う。 ゴルフやプジョーなど、ルーフのアクセントになっている。 あの短いアンテナがどうしてロッドアンテナの代わりができるのか。 何でも、コイル状のアンテナが中に巻かれて入っているらしい。 長いものを短くするための工夫だろう。 感度がよくなったのかどうかはわからない。 でも、ラジオを聞くためにいちいち窓を開けて、アンテナを伸ばさなくてもよくなった。 こうやって知らぬ間に少しずつ変わっていく。 そういえば、フロントやリヤのウィンドウにアンテナの線が貼ってあるものもある。 いつかはこのアンテナも見えなくなるかもしれない。 そういうふうにして、なくなっていったモノが他にもあるだろう。 金属製のバンパーとか、キャブレターとか…。 ぼくらはそれを知っているが、若い人は知らない。 なつかしくはないが、それが残念だ。 |
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