考えたこと2

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古き良きサラリーマン
自分がサラリーマンだから思うのかもしれないが、この商売、なかなかいいところもある。

休んでも有給休暇があれば給料は出るし、ちょっとなら、残業もつく。
土日は休みだし、年を重ねるとそれなりに給料が上がっていくようになっている。
えらくなったら、会社が儲けている限り、部下にこれやれ、あれやれ、と指図もできる。
経費も使い放題というわけではないが、部署と役職によっては、結構自由になる。

ただ、そういうところがどんどんなくなってきているのも事実。

年俸制、裁量労働制、目標管理と連動した給与体型、役職定年制、能力給、コンプライアンス…。

それはそれで仕方ないと思う。
もう世の中が古いサラリーマンを許容できなくなったからだ。

それが実現できたのは、右肩上がりの高度成長の時代。
昨日より今日が、今日より明日が、明日より明後日が、必ず豊かになる。
ポストは増えるし、どんな人でも、課長にはなれた。
給料はベースアップで増えるし、入ったら定年までいるのが当たり前。
会社はファミリーみたいなもので、「うち」といえば自分の会社のこと。

今回の金融危機は、そんな古き良きサラリーマン生活にとどめを刺すのかもしれない。

今や正社員は守られすぎているという議論が出ている。
その通りだと思う。

でも、それが絶対的に悪いというわけではない。
それが日本の成長を支えた時もあったのだ。
今は、それが悪くなったということだろう。

残念ながら、もうあんな高度成長時代は来ない。
ということは、ぼくが思っているサラリーマンは、古き良きサラリーマンになる。
これは時代が求めていることなんだろう。

仕方がない。
だいたい、サラリーマンになりたい、というような若い人もいないのだから。

それでも、日本を支えているのは、大部分のまじめに働いているサラリーマンだと思う。



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