考えたこと2

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豆炭アンカ
今日、湯たんぽがエコで売れているというニュースをやっていた。
低温やけどに気をつけて下さいとのこと。

それで思い出したが、ぼくが幼稚園の頃まで、豆炭のアンカというものがあった。

今は電気毛布や電気敷布が増えたので、電気アンカというものを知らない人もいるだろう。

wikipediaによると「あんか、行火 は一人用可搬型の暖房器具の一つである。布団などに入れ直接手足に当てて暖をとる。地域や世代によっては「こたつ」と呼ばれることもある。」

強ー中ー弱というようなスイッチがついていた。

それを電気でなく、豆炭でやっていたのが豆炭アンカ。

豆炭という「炭(すみ)」を使う。
ちょうど手のひらに載るような大きさの丸い炭。
5センチ四方の大きさだったらしい。

その豆炭に火をつけるために、練炭を使っていたと思う。
練炭とは、直径20センチ、長さ20センチくらいの円筒状の炭で、よく燃えるように空気穴が一定の間隔で開いている。
専用のコンロ状のものがあったような…。

とにかく、豆炭を真っ赤に燃やして、それをアンカに入れていた。
アンカは大きな弁当箱のようなもので、中は石綿かなにかでできていたと思う。

前置きが長くなったが、ぼくが幼稚園の頃まで、その豆炭アンカが使われていた。
昭和36年くらい。

そんな時代があったということだ。

もちろん、そんな時代があったとわかっている人はわかっているのだろうが、そんなことをしていたのは、明治の頃だろう…と思っているのではないか。

平成の子どもたちは、想像もつかないだろう。

でも、昭和30年代前半は豆炭アンカの時代だったのだ。

練炭や豆炭が普通に使われていた。
石炭の時代。

そう思うと、時代は隔世の感がある。

でも、お父さんは豆炭アンカで寝たことがあるのだ。




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