考えたこと2

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まいど1号
H2Aロケットの打ち上げが成功して、温暖化ガスの測定衛星である「いぶき」が無事軌道に乗ったとのこと。
この衛星は1750kgもある。
これでも軽量の衛星だそうだ。

一緒に打ち上げられたのが「まいど1号」。
この衛星は50kgしかない。
平成14年に東大阪の町工場の経営者が集まって作った。
世界初で、宇宙から雷の観測をする。

久々に夢のあるニュースだ。

今のところ、まいど1号は電波を送ってきており、順調に動いている。

読売のニュースによると、「東大阪宇宙開発協同組合の専務理事、棚橋秀行さん(48)は「モノづくりに若者が目を向けてほしい一心で、ここまでやってきた。多くの人に感謝している」と笑顔をみせた。」とのこと。

今の若者の理科離れの様子を見ていると、そう簡単に若い人がモノづくりに関心を持つとは思えないが、たしかにこの打ち上げが契機となって、若い人が興味を持ってくれれればと思う。

宇宙に目が向くだけでも、いいことだ。
人は宇宙から生まれたのだから。

まいど1号がちゃんとデーターを送り続けることができれば、新しいタイプの衛星になる。
重厚長大から、軽薄短小へ。
何トンもあるような衛星よりも、日本の小型化技術を生かして、小さな衛星をたくさん作ればいいのではないか。

資料によると、衛星のコストが高いのは、全てをオーダーメイドするからであり、今回のまいど1号はモジュール化されているとのこと。
今のパソコンのように、いろいろな部品をモジュールとして組み合わせ、それで作られたとのこと。

何でも小型化する今の日本の知恵を結集したようなものだ。

ぼくは宇宙で使う部品は、紫外線に強くなければいけないというくらいの知識しかないが、日本らしい衛星だと思う。
それが、東大阪の町工場のプロジェクトだというのが、本当の日本らしさだ。

今の衛星の常識をくつがえすようなまいど1号。

ぜひ、無事に観測を続けて、まいど2号、まいど3号と実績をあげてほしい。



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