考えたこと2

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ステレオ
ぼくが小学校の頃までは、テレビもステレオも真空管である。
だから、電源を入れてもすぐにはつかない。
ボワンと赤いパイロットランプがつく。

ラジオはさすがにトランジスタだった。
ちょうどICが出たところで、小型化されていた。
前にも書いたが、昭和30年代後半、「トランジスタ」と言えば、「トランジスタラジオ」の事だったし、それはソニーが一番だった。

その頃でも、ステレオは真空管だった。

幼稚園の頃、祖母の家にビクターのステレオがあった。
ビクターのあのイヌがラッパ上のスピーカーを聞いていて、"His Master's voice."というマークがついていた。

ステレオといっても、別々に買えたのだと思う。
まず、大きな蓄音機を買って、その後別売りのスピーカーを買って、それでステレオにする…というものだった(と思う)。
ラジオもついていた。

そのラジオは、電波の入りが悪くて、あまり出来のいいものではなかった(当時としてはよいものだったかもしれない)。

横長のチューナーを針が動く。

あれはAMだったか、短波だったか…。
局間ノイズを飽きずに聞いていた思い出がある。
ピーという音や、サー、ザー、ガーという音だ。
その音が、スピーカーから出てくる。
宇宙からの音だ…そう思っていた。
ミステリアスな雑音だったが、何となく魅力がある。
チューナーのダイヤルをいろんな位置で止めて、音の違いを楽しんだりした。

そのステレオは、その後祖母の家のとなりから引っ越した我が家に来て、ソノシートを聞くために活躍することになる。

ソノシート…なつかしい。

その話はまた今度。




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