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2008.12.29 Monday
カンパ
歳末になると、助け合い運動や募金がある。
「カンパしとこか」といって、お金を入れる。 カンパと言われても、今の若い人は通じないかもしれないなあ。 しかし、このカンパという言葉はどこから来たのだろうか。 調べてみると、このカンパというのはロシア語のkampaniya(カンパニア)の略とのこと。 語源由来辞典によると、 「カンパは政治的な活動や闘争を意味し、特に、大衆に訴えて、ある目的を達成しようと組織的な活動をいった。その意味から、資金を集めて目的を達成する面が強調され、カンパは資金を集める意味で使われるようになり、政治的な目的以外でも資金を集めることを「カンパ」というようになった。」 ということらしい。 めずらしいロシア語の語源の言葉。 その他には、アジト(扇動本部)、ノルマなどがある。 アジトというのは、アジトブンクトの略で、いかにもそれらしい。 ノルマは、おなじみの言葉。 これが一番有名かもしれない。 アジト、ノルマ、カンパ…。 あまりいい印象はないか。 何かひと味違う外来語。 ロシアに夢を持つ時代がもう一度来るのだろうか。 |
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