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2008.12.13 Saturday
将来の夢
今は若い人に夢を求めている時代だ。
何がしたいのか。 大学の学部選びも、就職もそうだ。 大学の学部選びでは、この学部に行ったら将来何になれるか書いてある。 法学部は弁護士、司法書士、経済学部は公認会計士、税理士…など。 工学部、理学部などは教員とか、研究所員しかない。 文学部も、教員くらいしかない。 そう考えると、何になるのかわからない学部がほとんどだ。 だから、変な学部ができた。 観光学部とか、福祉系の学部。 旅行会社社員だとか、社会福祉士などになれるという。 そして、もっとわけのわからない学部ができてきた。 曰く、国際コミュニケーション、政策マネジメント学部、人間環境学部、長いものでは、グローバル・メディア・スタディーズ学部などというのもある。 国際社会で活躍できる人間とか、自治体で公共政策をやるとか…。 そんなものになれるという。 何かおかしくないですか? 本気でそんなことを考えているのだろうか。 ほとんどの人間はサラリーマンになる。 どこの学部もサラリーマンになれる、と書いてあるところはない。 サラリーマンには夢がないということか。 もともと夢がある商売などない。 やれる仕事で、夢を持って仕事をするのだ。 それが、わからないのかなあ。 |
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