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2008.10.13 Monday
Politically correct
いつの間にか、−manが-personに変わっていたという言葉がたくさんある。
社長のchairmanがchairpersonに、キーマンのkeymanがkeypersonに、ビジネスマンのbusinessmanがbusinesspersonになっている。 これは、-manが女性差別にあたるとしてコトバを言い換えたほうが、選挙では票がたくさん入る…ということから、「政治的に正確な…politically correct」言い方になるということから出てきた言葉。 それが転じて、「偏見のない」という意味になっているとのこと。 「man」には「人間」という意味と同時に「男性」という意味もあるから、ややこしい。 他にも、「太っている人」は「gravitationally challenged」とかいうらしい。 重力に挑戦している人ということだろうか…。 年寄りは「chronologically gifted」。 時が経つことに恵まれた人ということになる。 同様に、背の低い人は「垂直方向に挑戦している」人であり、背の高い人は「垂直方向に恵まれている人」という言い方になるらしい。 ただし、マンホールをパーソンホールに言い換えるというのは、やりすぎではないかということだ。 …こういうのは、難しい。 日本のクレヨンに「肌色」という表示がしてあるのはダメか?という議論をしているページもあった。 ポリティカリーコレクトな言葉は大事だと思う。 日本語にもたくさんある。 ぼくも、いくつか自分で使わない言葉は決めている。 もちろん、使う場によるのだが…。 その言葉に罪はないのだが、環境が変わったからスミマセン…と思う。 言葉を使わないことで、その意識までなくなればイイのだが、そんな簡単なものではないのではないか…という否定疑問文は消えない。 |
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