考えたこと2

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チョンボ
若い人が麻雀をしなくなって久しい。

以前どこかで読んだが、麻雀は4人そろわないとできないこと、いったん始まったら拘束時間が長いことという2つの特性から、今の若い人同士のつきあい方には不向きらしい。

4人という人数が多すぎるのか、やめたくなったらすぐにやめるという行動を担保したいのか…。

さらに、賭け事だから、どうしても我と我のぶつかり合いになる。
自分の捨てた牌で上がられたら腹が立つし、負けが込むとイライラする。
そんな人間関係のストレスも、避けられる原因としてあるのかもしれない。

ぼくは20代の頃、ほんの少しだけ麻雀をやった。
やり始めた頃は面白くて、友達の下宿で遅くまでやった。
とにかく、負けた。
下手だから負けたということだろうが、いつも勝ちに行く。
自分の勝ちしか見えていない。
完成まですごく遠い手であっても、追いかけてしまう。
他のメンバーのことも一応は考えるのだが、それが甘い。
勝つためには、上がることが大事だが、麻雀というゲームは1対1のゲームではなく、4人の戦いだ。
だから、いかに自分が負けないかという戦略が大事になる。
一つゲームに勝とうとする戦術だけでなく、そのゲーム全体を見て、いかに点を減らさないか、そしてここという場面で勝ちにいくかという戦略が必要だ。

そして、麻雀はやめた。

麻雀の哲学は、賭け事全般にいえることだと思う。

だから、ぼくは賭け事全般に向いていない。

戦術と戦略が立てられないのだろう。
いつも勝つことより、いつも負けないことを考えるのが苦手だと思う。

なんで、麻雀の話になったかというと…、今日チョンボという言葉を使ったが、若い人に通じなかった。
全く意味不明である。

リーチなら、もうすぐ上がるという意味で、ビンゴゲームでも使ったりするから知っているようだが、あれも麻雀用語。
それも知らずに使っている人が多いと思う。

そして、チョンボは死語になった。

「失敗」という意味。

テンパイとか、テッパっているとか、それでもまだまだ中年では通じる言葉は多い。

でも、こんな言葉もどんどん死語になっていくのだろう。

団塊の世代が本当にいなくなる頃には、麻雀言葉は専門用語になっているのかもしれないなあ。



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