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2008.09.09 Tuesday
電池
40年間を考えると、電池というのはすごく進歩した。
昔の電池はよく液漏れした。 今のマンガン電池。 長いこと入れっぱなしにしていると、たいがい機器の中で液がもれて、錆びていた。 今でこそ、液漏れなどしないのが当たり前だが、当時は長期間入れておくと液漏れが普通だった。 だから、ナショナルのハイトップという乾電池は、「液漏れしません」という宣伝で画期的だった。 赤白の縞模様の電池。今はもう見ることはないなあ。 それからアルカリ電池が出た。縞模様が黒白になって、ハイトップがネオハイトップになった。 大きな電流を流す機器に使えて、長持ちする。 今やアルカリ電池が普通になった。 最近になって、リチウム電池やニッケル水素電池など、もっとスゴイものができている。 これらは、充電できる電池。 ノートパソコンやハイブリッドカーで使われている。 充電電池というと、ニッカド電池というのがよく使われていたが、これは使い切らないうちに充電すると、すぐにダメになった。 最近のものは、まだ使い切っていなくても、充電して使える。 すごい進歩だと思う。 太陽電池もかなり効率が良くなったらしい。 電卓や腕時計で使われている。 さらに、燃料電池というのが出てくる。 すでに、携帯機器用の燃料電池が試作されているらしい。 そのうち、携帯の電池がなくなったら、薬局でメタノールを買って、注射器で補給…というような時代が来る。 その裏で、いろんなビジネスが動くのだろう。 小型の燃料タンクなど、どんなふうに作るのだろうか。 燃料の注入方式など、どうなるのだろうか。 すでに、競争が始まっているはず。 ひっそりと、毎日考えている人たちがいる。 いいものを作ってほしい。 |
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