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2008.08.22 Friday
A版とB版
世の中で統一されないものの一つが、紙のサイズ。
日本ではまだまだA版とB版がどちらも使われている。 ネットで調べると、A版というのは、ドイツの工業規格で決められたサイズ。 B版は日本独自の規格らしい。 企業などでは、将来を見越してA版に統一しているところが多いはず。 特に海外とやりとりをするなら、A版だろう。 将来はA版に統一される…とどこかで聞いたことがある。 でも、役所などではまだB版が主流とも聞く。 Aだ、Bだと言ってもピンと来ない人もいるだろう。 だれもが馴染みがあるのは、ファックスのサイズ。 あれはA4版が主流。 インクジェットプリンタの用紙もA4版がメイン。 数字の意味は面積になっている。A4の倍の面積がA3、逆にA4の半分がA5になる。 A0が1平方メートルというのが大きさの基準。 この関係は、B版でも同じこと。B版は同じ数字ならA版より大きい。 企業ではA版が主流といっても、文房具屋に並んでいるノートをみると、難しい。 B版の方が売れているのではないか。 うちの子どもたちは、どちらもB5版のノートを使っている。 ルーズリーフもB5だ。 もうひとつ、ややこしいのは、アメリカのレターサイズ。 コピー機などでLTRなどと書いてあるサイズだ。 これは、ぱっと見たところA4に近い。 ワープロのデーターなどが送られてきて、印刷しようとすると、いつまで経っても出てこないことがある。 紙のサイズが違うからだ。 これはきっと、いずれA4になるだろう…と勝手に思っている。 そんな状況で、ぼくは自分のノートはA4にする、と決めてもう20年以上になる。 途中、何度かB5サイズにしようという誘惑に駆られたが、踏みとどまった。 10年ほど前からルーズリーフにしている。 そうすると、出張などのときは、用紙だけ持っていってメモをとればよいからだ。 また、必要な資料はルーズリーフに綴じておくことができる。 ところが、ルーズリーフというのは、紙のサイズよりも一回り大きくなっていて、持ち歩くのには大きすぎるのだ。 だんだん、それがしんどくなってきた。 だからといって、普通のノートにするのはちょっと…と思う。 そうなると、B5ルーズリーフというのが候補になるのだが…。 ここまでA版を使う…と決めてやってきて、B5にするのはやっぱりイヤだ。 そこで、思いきって、A4の半分のA5サイズのノートを買ってみた。 これが、また具合がいい。 打ち合わせのメモなど、ちょうどよいサイズだし、書いていて白紙の部分が減る。 持って歩くのも、すごく楽になる。 この際、思い切って、自分で書くのはA5、資料はA4と使い分けることに決めた。 今までのルーズリーフは、資料保存用になった。 これでまた、がんばるぞ…。 |
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