![]() |
2008.07.26 Saturday
iPhone
ソフトバンクが発売した、アップルのiPhone。
レビューを見ていると、極端に分かれているようだ。 すでに日本の携帯の文字入力に慣れてしまった人たちにとっては、iPhoneのタッチパネルでの入力は非常に遅くなるという。 インターネットにつながると言っても、日本の携帯でもつながるわけで…。 要は大きな画面とボタンのないハード構成をどう見るか、ということだろう。 もちろん、サイズも大きい。 iPodやその他のプレーヤーをもっている人にとっては、2台もいらない。 カバンに入れておくならともかく、身につけて持ち歩くのはつらい。 Edyやワンセグに対応しないというのもある。(個人的にはこれはなくてもよいが…) あれだけの画面をバックライトで照らすのだから、電池もすぐになくなるのではないか。 そうそう、ストラップを通す穴がないとも書いてあった。 おそらく、アップル本社では、日本の携帯文化におけるストラップの意味がわかっていないのだろう。 一方熱狂的なファンもいる。 以前書いたが、Macは宗教であり、熱狂的な信者がいる。 アップル製品全般に言えることだが、信者にとってはアップルだから良い、というリクツになる。 たしかに、タッチパネルを指でつまむ動作で画面が変わったり、持ちかえたら画面の向きが自動で変わったり、いろいろなアップルらしい機能が満載である。 そういうのが好きな人にとっては、これぞ待っていた電話…ということになるのだろう。 ぼくも、昔はMacを使っていたので、その気持ちはわかる。 でもなあ…、携帯電話としてはどうかと思う。 あれは、あくまで携帯音楽プレーヤーに電話がついた、という代物で、電話は「ついで」のものだ。 ソフトバンクはiPhoneを発売するために、かなりシンドイ契約をアップルと結んだようで、儲けるのはアップルだけ…ということになるのかもしれない。 日本でのiPhoneの位置づけはまだ決まっていない。 今のところ話題先行である。 1年後、どうなっているだろうか…。 ぼくは、そんなに大成功をおさめることはないと思う。 みんながほしいのは、やっぱり電話とメールが便利な携帯電話であって、電話とメールができる携帯音楽プレーヤーではないはずだ。 1年後が楽しみだ。 |
![]() |