考えたこと2

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レッスン!(Take the Lead)
アントニオ・バンデラス主演の映画。

社交ダンス教室の教師が、ふとしたことから、ニューヨークのスラム街の高校でダンスを教えるというストーリー。

「天使にラブソングを」とか「陽だまりのグラウンド」とか、この手の映画は多い。

社交ダンスを通じて、人を信頼することや礼儀正しくあることを教える。

アントニオ・バンデラスの洗練された動きがすばらしい。

何より、社交ダンスを通じて変わっていく生徒を見ているとうれしくなる。

少し固いことを言うと、こういう映画は、何かを一生懸命やるということが、人を育てる…ということを描いている。
それが、ゴスペルのコーラスであったり、野球であったり、そして社交ダンスであったりする、ということだ。
何でもいいのだ。

そして、それが見ている人の心を打つというのは、そこになにがしかの真実があるということだろうと思う。

そういう経験が人に自信を与え、生きることに価値を見出し、自分の人生を大切にすることにつながるのだと思う。

コーラスや社交ダンスでそんなに簡単に人が変わるのか?と言われると、たしかにそうだと思う。
だからこそ、映画で描かれる「主人公=教える人」は、いろんな意味ですばらしい人として描かれていると思う。

やっぱり、教える人が大事なのだ。

こんな映画を見ていると、今の教育の問題は指導要領や方針の問題ではなく、「教師」の問題なのだと思わされる。

あまりにも本質的すぎて、なかなか議論できないが…。

だいたい、世の中にそんな「すばらしい人」がたくさんいるワケがないのだ。
さらに、その「すばらしい人」が教師を目指すとはかぎらない。

だから、映画の中にそのような「すばらしい人」が何度もカタチを変えて描かれるのだと思う。

これも一つのファンタジーなのだろう。



| | 映画・舞台 | 18:58 | comments(0) | trackbacks(0) |

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