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2008.06.19 Thursday
教えることは…
教えることは、誰のためになるかというと、普通は教えられる人ということになる。
もちろん、教えられる人がそれをわかることが目的なのだから、それは当然だろう。 しかし、教える人も、教えることによってそれを学ぶ。 何かを教えたことがある人は、それをわかっているはずだ。 だから、教える人はどんどん学んでいく。 しかし、それが成り立つためには、教えられる人がそれに興味を持って取り組んでいる必要がある。 もともと、教えられる人が興味をもってやっているなら、それはよい関係だ。 でも、初めてのことで、教えられる人が白紙でのぞんでいる場合は難しい。 教える人が、まずやる気にさせる必要がある。 そういうことができる人が教えることのプロと言える。 それが、一番難しいことだから。 それができないと、逆に教える人も学べなくなる。 そうなると、教えたり、教えられたりすることはムリかもしれないと思う。 なぜなら、教えられる人をやる気にさせるためには、教える側がどれだけ深くそれを学んでいるかによって決まるからだ。 言うは易く行うは難し…。 |
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