考えたこと2

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スピンオフ
思わぬところで役に立ったとか、ついでにわかってしまったとかいうのが、スピンオフという言葉の意味。
派生的にできた、ということ。

何かを調べていて、いろいろな実験をしたら、思わぬ結果が出た。
目的は達せられなかったが、どうもヘンな結果だ。
これは、役に立つかもしれない…。

たしか、ポストイットも、そんなふうにしてできたはず。

ちょっと違うかもしれないが、超微細繊維の布も、作ったものの何に使えるのか…と思ってメガネを拭いてみたら、すごくきれいになったので、「これだ」ということになったとのこと。
これも、用途としてはスピンオフかもしれない。

スピンオフを大事にしないといけない、と20代のころエライ人に言われた。
その通りだと思う。

それは、スピンオフがわかる人にならないといけないということだ。

機械的に仕事をして、視野が狭くなってはいけない。
いろんなことに問題意識をもっていないと、スピンオフをわかることができない。

目標が達せられなかったから、終わりにして、別のことを始めてしまったら、「ヘンな結果」は捨てられてしまう。
なぜ、そうなったのか…、それを解き明かそうとすることで、初めてスピンオフが出てくる。
あるいは、この「ヘンな結果」はこんなことに使えるぞ、という意識があって、スピンオフが日の目を見る。

スピンオフを大事にできる人というのは、結局は機械的に仕事をするのではなく、広い視野を持って仕事ができる人という意味だったのだと思う。

20代のころに聞いた話の真の意味は、目の前の仕事を片づけるだけの人からは、スピンオフは出てこない…そういうことだったのだろう。

今なら、よくわかる。




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