考えたこと2

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発見・また発見!
発見・また発見! アイザック・アシモフ ハヤカワ文庫。

アシモフの科学エッセイの第6巻。

この本では、20世紀に入ってからのいろいろな発見をまとめて紹介している。

この本が書かれたころ(1970年代)の人口が35億人。
今の人口が66億人。
すごい増え方だ。

その人間を食わしていくためには、食物が必要だ。
それを増産する方法の一つは、人間以外の動物にそれを食べられないようにすること…。
一番の大敵は、昆虫である。昆虫は、地球上の動物のうちで、最も成功した形態をもつ生き物である。
地上にはほぼ100万種の昆虫が知られているが、おそらくそのほか200万種の、まだ見つかっていない昆虫がいると思われる。
これは、ほかの生物全部の種の合計よりはるかに多い。

ほとんどあらゆる種類の昆虫は、人畜に対して無害である。
役に立つ昆虫もいるし、生態系の中で必要なものである。
しかし、病原菌を運ぶ昆虫や食べ物を荒らす昆虫とは戦わざるを得ない。
そこで、発明されたのが、DDT。
人間には無害だが、昆虫は殺すことができる。

しかし、特定の昆虫だけを殺す薬はできないのか?
それが、できるのだ。
特定の木から取り出される物質が、それにあたる。
昆虫に食べられる植物が、数百、数千万年の進化の間に自己防衛の方法を発達させたのだ…。

そんな話からこのエッセイ集は始まる。

続いて、なぜ地球上に生命がうまれたのか?という話。
生命とは何か?という定義から始まる。

そして、物質の成り立ちの話。
原子、電子、陽子、中性子、クォーク…。

電波望遠鏡で発見された、太陽系の惑星の観測の話。
この、電波望遠鏡の発明の経緯はおもしろかった。
電波によって宇宙を調べることができることは、偶然わかっていたのだが、それが電波望遠鏡になるまでは時間がかかった…という話だ。

そして、最後にロケットの発明にいたるお話。

このシリーズ4冊目だが、読み出したらやめられない。

おかげで、休みの日はあまり外に出られない…。




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