考えたこと2

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インクの色
ボールペンは、色が違っても同じだと思っていたが、どうも違うようだ。

インクの色が違うと、書き味が違うことに気がついた。

前にブルーブラックのインクについて調べたときに、発色のための薬品と、書きやすくするための添加物について書いてあった。

その時は色によって添加物を変えて、どの色でも同じような書き味にしているんだと思っていたが、色と書きやすさのバランスは色によって違う。

同じ銘柄のボールペン(もちろんHI-TECだが)でも、色が違うと微妙に違う。

ブルーブラックとブルーやアクアブルーでは、インクの軽さというか、ペンの走りが違う。

一番好きなのはブルーブラックだ。

人によって筆圧も違うし、好みがあるのだろうが、一番書きやすいと思う。

そんなことに気づいて、インクの開発をする人は大変だろうと思った。
発色と書きやすさのバランスをとって薬品を調合しないといけない。
インクが出すぎたら、にじむ。
にじまないようにしたら、かすれる。
いろんな筆圧の人がいる。
ペンの角度も人によって違う。
もちろん、色は変色してはいけないし、美しくないといけない。

考えたらいろいろな要因を満たさないといけないのだ。

インクの粘度、経年変化というような項目になるのだろうか。

ひょっとしたら、ペンの太さによって、インクの調合は変えているのかもしれない。
細いペン先には粘度の低い配合を、太いペン先には粘度の高い配合を…という具合。

インクのエンジニアリングだ。

昔は赤、青、黒の世界だったが、いまや12色ではきかないくらいのバラエティ。

何気なく使っているものにも、たくさんの苦労が入っているのだろう。

インクといっても、奥が深い…。



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