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2008.05.06 Tuesday
プラダを着た悪魔
ファッションにはほとんど興味はないが、この映画は面白い。
何のマチガイか、ジャーナリスト志望の女性が一流ファッション誌のカリスマ編集長のアシスタントに就職してしまうというコメディ。 編集長はハッキリしている。 人づかいが荒く、仕事を要求する。 実際には孤独なビジネスパーソン。 家庭を犠牲にしてまで仕事に打ち込む。 自分の作った帝国を簡単にあきらめたりしない。 食うか食われるか…それがビジネス。 でも、彼女にも彼女なりの思いやりがある。 そんなファッションビジネスの社会に飛び込み、知らぬ間に染まっていく主人公。 やるからには、認められたいという執念。 いったい何が大切なのか? 仕事、信念、生き方、友だち、恋人…。 そんなことを考えさせられる。 メリル・ストリープとアン・ハサウェイ。二人の心がだんだんと近づいていく。役者のパワーがあるんだろうと思わせる演技。 アン・ハサウェイを見ていると、元気になる。 ぼくには、メリル・ストリープが着ているものがプラダなのか何なのか、全くわからないが、それでも楽しめる。 ラストシーンは感動的。 いい映画だった。 |
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