考えたこと2

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ものさし
子どものころ、うちには木で出来たものさしがあった。

母が洋裁をしていたので、長さが50センチくらいのものさしがいつも置いてあったのだ。

なぜか、数字の目盛りはなくて、代わりに黒い点が打ってあった。5センチおきに点が赤になっていたような気がする。
わざとなのか、使い込んで湿度によって変形したからか、凸型に反っていた。

今なら木のものさしなど、考えられない。
さっき書いたように、変形するからだ。

まだ当時はプラスチック製が一般的になる前だったから、ものさしは木だった。
特に、長いものはそうだっただろう。

小学校1年のときに、長さがわからなくて、テストでほぼ零点を取ったことを覚えている。

持って帰ったら、母が見て、定規の目盛りの読み方がわからへんの…と驚いていた。

しかし、小学校のときに使っていた30センチのものさしは、もうプラスチックだったと思う。

プラスチックに正確に目盛りを印刷する技術ができたんだろう。(よく目盛りが消えたけど…)

でも、長いこと木のものさしは家にあった。
母は、使い慣れたものさしがよかったんだと思う。

とにかく、軽いから、生地を測ったりするのに便利だったのだろう。
別にミリ単位の正確さが要求されるわけではなく、取り回しが効く方がよかったんだと思う。

まだまだプラスチック製は厚くて、重かったなあ。

今の子どもは木のものさしなど見たこともないだろう。

たかだか30年の間にすごい変化だ。

もう少しさかのぼれば、メートル法ではないものさしが一般的にあったのだから…。

世の中は気づかないうちに変わっていく。




| | 考えたこと | 01:38 | comments(4) | trackbacks(0) |

コメント
うちにも木のものさしがありました。
背筋がのびていないと、それを首の後ろから背中にまっすぐ入れられ、それでももぞもぞしていると、私はそれでよくたたかれた覚えがあります。
懐かしいなぁ。
| ウッディ | 2008/03/31 9:39 PM |

いやに茶色い木でしたよね。
あれはニスで塗ってあったからでしょうか…。

よくしなる木でしたから、あれでたたくと痛いです。

あの木は何の木だったのでしょうかね??

| suzy | 2008/04/01 11:27 PM |

竹じゃなかったですか?
| Northfield | 2008/04/03 10:30 PM |

竹ですか。

なるほど…そういえば繊維がまっすぐ走っていたような気もします。
竹細工は時間がたつと茶色になるし、そういうことでしたか。

竹のものさし、懐かしいですね。



| suzy | 2008/04/03 10:51 PM |

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