考えたこと2

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先祖代々
昨日アメリカの墓碑銘というのが出てきたが、そう言えば、墓はアメリカと日本では全く違う。

先祖代々の墓というのは、アメリカにはなさそうだ。
映画やドラマを見ていても、だいたい墓というのは一人のものだ。
そこに、その家の代々の人々が入っているというようなものはない。

これが一神教の影響なのだろうか?

もちろん、家や家族は大事な存在なのだろうが、死ねば一人で墓に入る。
先祖代々というのは関係なさそうだ。

日本では、墓といえば「家」である。

別に日本の神さまや仏様が家を大事にしているわけではない。
どちらかというと、中国の儒教から来ているような気もする。

でも、天皇の墓は一人ずつ別々だから、古事記の時代から墓と家が結びついていたわけでもなさそうだ。

いつから日本では先祖代々の墓というものができたのだろうか…。

葬式と仏教が結びついたのが、家と墓を結びつけた原因かもしれないなあ。

と思って、インターネットで検索してみたら、「葬式の辞典」というページに書いてあった。
日本で本格的に先祖代々の墓を祭るようになったのは、明治末期だそうだ。

そんなに近いとは思わなかった…。

ということは、先祖代々の墓といっても、たかだか100年くらい前までしか入ってないということだ。

それまでは、個人の墓がメインだったのか。

そういえば、歴史上の偉人の墓というのは、個人の墓だ。

そう思うと、先祖代々といっても、何となく値打ちがなくなってしまう。

そうか…、墓碑銘の代わりに辞世の句というのがあったのか。

ということは、西洋も東洋もあんまり変わらないということだ。

同じ人間の営みだから…。



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