考えたこと2

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判断基準
それ、おもしろそうやな…。

人間はいろいろとリクツをつけるが、結局こんな言葉で動いているのではないか。

だから、おもしろいと思えることは大事だ。

落研時代のぼくらはまさにそうだった。

先輩の誰かが置いていった碁盤の両端に碁石を並べ、それを生協の食堂のわりばしではじいて、石の落としあいをやるゲームを考案し(というほどのものでもないが…)、「はしご」と名付けてトーナメントの選手権をやったことがある。
だれがやり始めたかは覚えていないが、みんなで必死にやった。
わりばしの使い方が難しい。両手を使ってはじくヤツ、箸の端を持つヤツ、真ん中を持つヤツ…、いろいろ工夫した。

部員一人ひとりのテーマソングを作ったり、すごろくを作ったり…。すごろくには「バス停で、かしまし娘のテーマソングを歌う」というような場所があって、大笑いしながら作ったが、やりはじめると必死になった。
もちろん、落語の練習もやったのだが…。

「オモロイ、やろやろ…」が始まりだった。

会社に入っても、残業している仲間で「こんなんどうやろ?」「それ、おもしろそうやな」という会話から新しいアイデアが出てきたこともある。

ソニーもホンダもマイクロソフトもグーグルも、会社の初めは、そんなことからできたのだろう。

井深さんは、ソニーの前身の会社を作るときに「自由闊達にして愉快なる理想工場」と書いた。

「愉快なる」という言葉が素晴らしい。

愉快でないと、新しいアイデアが生まれたり、挑戦ができたりはしないのだ。

いろんな製品やサービスを生み出すとき、「こうしたら、売れるやろ…」は大事だと思うが、最初は「これは、おもしろい…」であったはず。

サントリーの精神は「やってみなはれ」。これは「おもしろいと思ったら、やってみなはれ」だと思う。

そうやって、おもしろいと思えることが、社会を豊かにしていく。
おもしろいは大事だ。

逆に言うと、人間は、おもしろいと思えるようにやらないと、創造的になれないと思う。

だから、おもしろいと思えることがたくさんある方がよい。

そのために、本を読んだり、友だちと遊んだり、いろいろ勉強したりする。

これ、おもしろそうやろ…。
そう言いあえる仲間がいることも大事かな。



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