考えたこと2

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フラット13th
どうも演奏がしっくりこないので、今日もラストワルツをレッスンしてもらった。

こないだは「不思議なコード」として、ディミニッシュというコードが出てきたが、今回は♭13(フラット・サーティーンス)というコードが出てきた。

ドを1とすると、ミが3、ソが5…と数えていくと、ラが13になる。
♭13だから、13の半音下、つまりラ♭がそのコードを決める音になる。
これは、とりもなおさず、ソ♯のことだから、ドミソの上にソ♯がひっついている…というカタチになる。
もちろん、5度のソの音は省略するのだが、これもヘンなコードである。

ところが、このコードがここ一番で出てきて、メロディをせつなくさせる。

こういうのを、テンションコードというのだが、音がぶつかり合って、何ともいえない響きを作る。

それだけ弾いても、ヘンな音…である。

でも、メロディの流れの中で、グッとくるところでポロンと鳴るのだ。

たとえて言えば、香辛料のようなものである。
そればっかりは食べられないが、それがないと、もの足りない。

♭13は、せつない響きだった。

香辛料でいうと、ワサビという感じか…。

先生は魔法のようにコードをつけていく。

いろいろと工夫してみても、どうもうまくいかないというところを、「じゃあ、これでいきますか」と手品のように繰り出す。

だいぶ香辛料の引き出しが増えてきたが、まだまだどこで使ったらいいのかがわからない。

「使いすぎると、いやらしくなりますよ」と言っておられたが、そこまで行けないなあ…。



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