考えたこと2

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桑田と世良
桑田と世良というと、サザン・オールスターズとツイストのボーカルのことだ。

二つのグループはほぼ同時にデビューした。
かたや「勝手にシンドバット」であり、かたや「あんたのバラード」。
あの頃、どちらが生き残るか?と聞かれたら、10人に9人はツイストだと言ったのではないだろうか。

サザンの歌は、「いま何時 そうねだいたいね…」という歌詞と、勢いだけで作ったのかな、というメロディで、この曲だけで終わり…という感じだった。
対するツイストは、本格的なロックバンドという雰囲気で、スゴイやつが出てきたなあ…という感じだった。

逆転したのは、「いとしのエリー」。
あの曲でサザンというか、桑田は化けてしまった。
いや、どないしたん?という曲。ザ・ベストテンで聞いたときにはびっくりした。

あれから、ずっとアルバムを出せば、必ずヒットチャートを賑わせるグループになったし、桑田自身もシンガー、ライターとして日本を代表するポップスターになった。

世良公則の方は、「燃えろいい女」あたりまでは覚えているのだが、その後しりすぼみだった。

わからないものである。

桑田はその後もヒットを出し続け、いま流行っている、「明日晴れるかな」もいい曲。
ピアノのイントロとストリングスがすごく魅力的な歌。
最後の、「明日晴れるかな」の子供のコーラスが泣かせる。

この人は、いつになっても、詞が書けそうなところが強い。
世良みたいにカリスマ性がなかったのが良かったのかもしれない。

歌詞に英語のフレーズを入れて韻を踏むようにしたのも、この人が最初だったのではないか。

80年代に彗星のごとく現れて、片方はいまも第一線で活躍し、もう一人は(活躍しているのだろうが)比較の対象にもならなくなってしまった。

才能というのは、本当にわからない。

「勝手にシンドバッド」もいい曲だったが、あの時のグループがいまも歌い続けているとは…。





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