考えたこと2

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アラン・ドロン
最近、フランス映画が少なくなった。
こないだTaxiというのがシリーズであったが、ロードショーで大きく取り上げられるような映画はハリウッドの映画がほとんどだ。

昭和40年代はまだフランス映画がたくさんあった。
日曜映画劇場で、ジャン・ギャバンやジャン・ポール・ベルモンド、アラン・ドロンなどが見られた。

レナウンの宣伝でアラン・ドロンが出ていたのもその頃だったと思う。
ダーバンの宣伝だったか…。

本国では、ジャン・ポール・ベルモンドの方が圧倒的に女性に人気があるという話は聞いたことがある。
ハンサムなアラン・ドロンよりも、野性的なジャン・ポール・ベルモンドの方が、マドモアゼルたちの気を引く、という事だった。

昨日、久しぶりに刑事物語というドラマ(2時間の3回シリーズ)でアラン・ドロンを見たが、年をとったなあ…。
吹き替えの野沢那智の声も、それなりに年輪を重ねていて、声優と俳優が同じように年をとったのか、と感心した。

マルセイユを舞台に、引退する刑事が、マフィアの大きな組織と孤独に戦うというドラマ。渋い役だった。
いつもノーネクタイで、ボタンダウンの上のボタンをあけて、ジャケットをひっかけている、というスタイル。
黒いサングラスがよく似合う。

朝食の時に、エスプレッソのコーヒーをカップではなくお椀に入れて、パンを浸して食べる…いかにもフランスという感じ。
フリーウェイなどなく、細い道に小さな家ばかりで、プジョーやルノーが走り回っている。
昔はヘッドライトが黄色だったが、今はその規制もなくなったようだ。

ボンジュール、ボンソワ、メルシー、オルボァ…言葉の響きが英語と違って、柔らかいような気がする。

2001年にこのドラマを撮ったときは65歳。

やっぱりスターである。あんな65歳にはなれないだろう。

エンディングに少し曖昧な余韻を残して、FINという文字が出るフランス映画。
何ともいえない味がある。

また、アラン・ドロンを見たいと思う。



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