考えたこと2

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金の値打ち
金といっても、カネの事ではない。
元素記号でAu、ゴールドの金のことだ。

以前、NHKスペシャルで宇宙の番組をやっていたが、その番組中で重い元素はすごく大きな爆発(温度と圧力が大きい)によってしか、作ることはできない…というような事を言っていた。

インターネットで調べると、核融合(太陽で起こっているような反応)では、鉄までの元素しかできない、と書いてあった。
だから鉄はたくさんあるのだそうだ。

鉄よりも重たい元素は、そう簡単にはできない…ということになる。

金がなぜ少ししかないのか…というのは、そう簡単に作られないから、という単純な答えになるらしい。

詳しくはこちらに…
http://www.astroarts.co.jp/news/2001/04/09gold_formation/index-j.shtml

それにしても、すごい話だ。
地球上にある金は、宇宙のどこかで破壊的な爆発によってできたものが、隕石の形で地球を形成するときに混じった、ということなのだから。

こんな事を考えていると、本当に不思議な気持ちになる。
金や銀などの金属は、この地球ができるはるか昔に、宇宙のどこかで起こった、めったにない大爆発のなごりであり、いつのことかも、どこのことかも全くわからない。

そう思うと、金は貴重だという事がよくわかる。

金が少ない理由がわかったからといって、どうなるのか…という議論はさておき、人間は、そんなことを考えつく事ができる。

その想像力には本当に感心する。

感心するのだが、もう一つの不思議が頭をもたげる。

もしも、人間が一人もいなくなっても、人間の残した考えは残るのだろうか…。
これは、まだ答えの想像もつかない問題だ。



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