考えたこと2

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年月日
フランスの刑事物のドラマを見ていたら、手がかりになる携帯電話が残されていて、そのロックを外そうとしている場面があった。

まず、生まれ年を入れてみる。1984…ダメだ。
2回失敗したら、ロックされるので、見るために電話を局に持っていかなければならない。焦る…。

生年月日は?5月22日だ。

0522と入れると思って見ていたら、2205と入力する…ビンゴ!解除された。

こんなところに違いがあるんやなあ…と感心した。

そういえば、西洋では日付を記入するときには、22nd, May, 1984というように書く。
日、月、年の順番だ。

日本では年、月、日の順番が当たり前だから、どうもピンと来ない。

5月22日なら、2205と言われても、22月がないから日が先に来たことがわかるのだが、5月10日だったら1005になって、10月5日と間違ってしまうだろう。

前に、マルとバツが通じないという事を書いたが、この日付の書式も文化の違いだろう。

月をJan、Feb、Marというように、数字でなく言葉で書くことも、日本とは違う。
日本は明治維新で太陽暦を取り入れたときに、合理化しすぎたのか、月の名前も全部数字にしてしまい、それが当たり前になってしまった。
一月、二月、三月…だ。

もともとは、睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走という名前があった。
むつき、きさらぎ、やよい、うづき、さつき、みなづき、ふづき、はづき、ながつき、かんなづき、しもつき、しわす、ということになる。
師走以外は、あまり使われることはない。

西洋では、これをまだ使っている、ということだ。
5月22日は、皐月二十二日となる。
今日は水無月二日。

西洋の人たちには、First month, Second month…というように、数字を月にしてしまう事など、考えも及ばないようだ。

ちなみに、6月「June」の由来はローマ神話の女神、ジュノーで、結婚を司る女神だから、6月に結婚する花嫁が幸せになれると言われる…という説もあるようで、もちろん、各々の月に由来がある。

日本の6月は水無月で、諸説あるようだ。田に水を引く月だから、水の月が水無月となったとか…いろいろと書いてある。

いずれにしても、月の名前が数字…というのはちょっと味気ないような気もする。

今さらもとには戻れないだろうが…。


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