考えたこと2

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ツバメ
暑くなったり、涼しくなったり、どうも気候が不順だが、今日外を歩いていたらツバメが飛んでいる。
5月のこの時期になるとやってくる。
ツバメが来たら、もう暑くなる…という季節。

毎年、近所の踏切を渡ったところに巣を作るのがいる。
踏切で立ち止まるから、記憶に残るのか、あ、また帰ってきたなと思う。

会社のロッカー室の入り口のところにも来たし、実験室の入り口のひさしの下にも来ていた。
ある日、気がつくと、そこにいる。

あんなに小さな鳥なのに、フィリピンやベトナム、マレーシア、インドネシアあたりから2000kmも飛んで渡ってくるらしい。
長寿記録では7年というツバメがいたそうだ。
毎年同じツバメが帰ってくるらしい。(http://www.tsubame-map.jp/1_katudo/summit/summit_report/report_point2.html

どうして同じところに帰ってこられるのか?
地図を見ているわけでもなく、景色だって変わっているだろうに…。
これこそ、偉大な自然ということだろう。
人間にはわからないことがたくさんあるのだ。

ほんの手のひらくらいの小鳥が、はるか東南アジアから飛んでくるなど、想像もできない。
日本は島国だから、どうしても海の上を飛ばないと着けない。
わざわざ、日本を選んで来るツバメは、苦労人ならぬ苦労ツバメだ。
贔屓にしてもらって、ありがたい…という気になる。

日本で雛を育て、4ヶ月ほどしたら、また2000kmを飛んでいかなければならない。
因果な商売…とは思っていないだろうが、それが彼らが選んだ人生(鳥生)だ。
近い仲間のスズメたちは、ずっと同じところで生活するのに、わざわざシンドイ生き方を選んだ彼らは何となく孤高な感じがする。(勝手に人間のぼくが思っているだけの話だが…)

残暑が厳しい頃まで、雛を育てて、無事に帰ってほしいと思う。



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