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2007.05.12 Saturday
がんばれベアーズ
懐かしい映画を見た。
野球をテーマにしたアメリカの映画はイイものが多い。 ダメな野球選手くずれが、ダメチームの監督になるという、よくあるパターン…。 最初は弱いチームが、いい選手を迎え入れ、だんだんとまとまり、強くなっていく。 決勝戦まで行き、オトナの監督には勝利への執着が出てきて、選手たちとの行き違いが起こるが、選手たちの気持ちに気づいた監督が、最後に控えの選手たちをグラウンドに送る。 同点の最終回の守りである。 ずっとベンチを温めてきた選手が言う。 「このゲームに勝ちたいから、ぼくを出さないで。」 「おまえはベンチをあたためるために生まれてきたのか?行って全力でプレーしてこい。」 その選手がホームラン性の当たりをキャッチするのだ。 ベアーズは結局は決勝戦に負けてしまう。 でも、優勝チームのメンバーにずっといじめられていた選手が、相手に向かって準優勝のトロフィーを投げつけて言う。 「来年は見てろよ」 映画である。 折りしも日本の現実では、野球留学、奨学金の記事が出ている。 アメリカでも、実際には野球はビジネスであり、大金が動いているのだろう。 でも、映画は夢だ。 一度見てから、もう30年になるか…。 でも、こういう映画を見ると、あたたかい気持ちになれる。 結果よりも大事なものを教えてくれるおはなしだ。 |
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