考えたこと2

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いい一日
ここのところ、本を読む時間が増えた。(その分、ギターの時間が減ったのだが…)
1週間に1冊以上のペースだ。

先週は、サラ・パレツキーのV.I.ウォーショースキーという女性探偵のシリーズの分厚い本を一気に読んだ。
このシリーズは文庫で全部読んでいて、すごく面白かったのだが、最新の1冊を読んでしまうのが惜しいのと、厚みに遠慮してずっと置いてあったのだ。
でも、読みはじめると面白くて、一気に読んでしまった。

今週は、幸田真音のマネー・ハッキングという小説を読んだ。これも面白くて、昨日の夜から今日の昼で読み終えた。
金融派生商品(デリバティブ)というものが一体どんなものか知りたくて、買ってあったのだが、小説は面白くなると速い。

そんなこんなで、読みたい本の棚が少し空いたので、本屋に行って久しぶりに本棚を見て歩いた。

そしたら、なんとサラ・パレツキーの最新刊が上下2冊出ているではないか!
またウォーショースキーに会えるのだ。
きっと、先週読もうと思ったのは虫の知らせだったのだ…と思いつつ、買ってしまった。

すぐそばに、「名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1」という見慣れない本があって、パラパラめくっていたら面白そうだったので、これも買ってしまった。
ニューヨークのコーヒーハウスの女性店長が主人公。
さっき読みはじめたが、途中に色々なコーヒー豆知識やレシピが載っていて、楽しい。
読んでいると、コーヒーが飲みたくなる本だ。

サラ・パレツキーを読むとシカゴの寒さが、ジャネット・イヴァノビッチ(ステファニー・プラムのシリーズ)を読むとニュージャージーの猥雑さが、スー・グラフトン(キンジー・ミルホーンのシリーズ)を読むとカリフォルニアの暖かさが感じられる。
どういうわけか、女性作家のミステリは物語のスジだけでなく、背景の絵や小道具、生活が書き込まれていて、その土地の雰囲気がよくわかる。
今回のニューヨークのコーヒーショップも、マンハッタンのことがよくわかる本になりそうだ。

ミステリの本棚の裏に回ってみると、山本夏彦の新刊が出ていた。
亡くなってから、2冊目くらいの新刊かな…。
この人のコラムは本当に面白い。
こんな文章が書けたらいいなあ…と思わせる人だ。

久しぶりに本屋で買い物をして出た。

今日はすごくいい日になった。


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