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2007.03.05 Monday
なってみたら、なっている
ついに大台を迎えた。
50歳である。 よく言うことだが、昔は50歳などという歳は、想像もできず、自分がそんな歳になるとは思っていなかった…というやつだ。 40歳から、着実に41、42、43…と増えていって、去年が49だったわけだから、当然今年は50である。 髪の毛が白くなる、肩こりがひどくなる、仕事で無理がきかなくなる…徴候はどんどん出てくる。 身体を動かさないといけない、よく眠らないといけない、マッサージにいかないといけない…イケナイことはどんどん増える。 もちろん、鏡を見ると若いころの写真とはまったく違う。 もう、写真を撮らなくなった…いや、撮りたくなくなった。 鏡をみるのは、朝と夜の洗面所。 歯みがきをしている自分が、鏡の中にいる。 それでも、変わったとはいえ、「自分」という連続した物語のなかにいることは間違いないし、自分の中では当たり前のことながら、ずっとつながっているのだ。 いつもと同じように起きて、特に何かが変わっているワケではない。 なってみたら、なっている…そういうことだ。 これからも、生きよう。 経験を積んだ老練さ、新しいものを受け入れられるやわらかさ、感動できる素直さ…そんなものがこれからの10年に大切なんだろうと思う。 10年後、自分がどんなことを書くのか、楽しみだ。 |
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