考えたこと2

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間違いだった
ずっとそう思ってきたことが間違いだとわかると、ちょっと面食らう。
特に、それが長い間思ってきたことになると、ビックリする。
そういうことが、最近あった。

高島俊夫という人が書いている「お言葉ですが」というシリーズがある。
今、5巻目を読んでいる。
このシリーズは、日本語の言葉にこだわる作者(支那文学が専門)が、いろいろな言葉をテーマにして書いているコラム。週刊文春の連載をまとめたもの。文庫になっている。

その中で、戦時中のことが出てくる。
きっと、僕らの年代の多くの人が信じていることだろうが、戦時中は英語は敵性言語として使用がはばかられたという話。
野球で、ストライクを「よし」、ボールを「ダメ」と言った…有名な話ですよね。

これは、間違いとのこと。
当時のいろいろな証言や文献を元に書かれていた。
事実としてなかったということではないが、実際には大学野球ではそんなことは一切してないし、当時始まった職業野球で形式上そういうことにしただけ…ということらしい。

そうだったのか。
ずっと日本はアホなことをしたんだと思っていたが、そんなことはなかったのだ。

それにしても、どうして事実がちゃんと後世に伝えられていないんだろうか…。
そんなに過去の話でもないのに。

面食らっても、ビックリしても、自分たちの歴史を正しくわかるのは、よいことだと思う。

この「お言葉ですが」というシリーズ、面白いですよ。

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